Special Column 02

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プロ奏者が語る、My Clarinet Story

中学・高校での経験が今につながっている!

中学校の吹奏楽部でクラリネットを始め、現在は東京吹奏楽団のコンサートマスターを務める粟生田直樹(あおうだ・なおき)さんと、木管五重奏COLORFULなどでお馴染みの若林愛(わかばやし・めぐみ)さん。コンテストの審査員や部活の指導現場でも大活躍中のお二人に、中学・高校でのご経験とマイ楽器について、お話を伺いました。(文・構成=今泉晃一/写真=各務あゆみ)

お二人は、どのようにしてクラリネットを吹き始めたのでしょうか。

粟生田 中学校の吹奏楽部でクラリネットを始めました。当時音楽には特に興味がなかったのですが、コンクールで全国大会に行っていた吹奏楽部で、「この部に入って全国大会に行こう!」という募集を見て入部を決めました(笑)。「吹奏楽なら50人がレギュラーだ」と言われまして。それにつられた男子が大勢いて、僕も含めて楽器にこだわりはなかったので、言われるままにクラリネットになりました。親にはすぐに〈ビュッフェ・クランポン〉のクラリネットを買ってもらったのですが、中学校のときパートはずっとバスクラリネットでした。高校に入ったときにやはりメロディが吹きたくて、希望して普通のクラリネットになりました。その後、武蔵野音楽大学に進み、今は東京吹奏楽団でコンサートマスターをやらせていただき、クラリネットを吹いています。

若林 私も最初は中学校の吹奏楽部ですね。最初は打楽器をやりたかったのですが、当時背も小さかったのでシンバルが重くて持てなくて、トロンボーンは腕が届かなくて、バリトンサックスを持たされたら大きすぎて、結局希望していなかったクラリネットになりました。最初は黒くて地味だなと思ったのですが(笑)、すっかりハマりました。思い出に残っているのはブラック・ボトム・ブラス・バンドさん(関西出身のニューオリンズ・ブラスバンド)と共演させていただいたことで、「一緒に楽しもうよ」というアピールが伝わってきて「楽器ってこんなに楽しく吹いていいんだ!」と感激しました。それに影響を受けて「私もそういう楽しさを伝えられる人になりたい」と思い洗足学園音楽大学に進んで、そこでカラフルというクラリネット四重奏を組みました。卒業してから第5回クラリネットアンサンブルコンクールで第1位を受賞し、2010年には初めてのアルバムも出させていただきました。その後も活動していたのですが、今は木管五重奏のカラフルというふうに形を変えています。カラフルでは選曲なども含めて「聴いた人に楽しんでもらうこと」を常に考えています。もうひとつ、「Megumi♡Kei(めぐみけい)」というヴァイオリンとのデュオも組んでいて、そちらはロック寄りの音楽をやっており、クラリネットだけでなくウインドシンセも吹いています。ジャンルを問わず演奏しますが、こちらもやはり「楽しさ」を一番に据えて活動しています。

お二人の、〈ビュッフェ・クランポン〉との出会いを教えてください。

粟生田 “E11”、“E12”…などのスチューデントクラリネットが発売される前の時代だったこともあり、僕が行った中学校では皆〈ビュッフェ・クランポン〉のプロフェッショナルモデル“R13”か“RC”を吹いていました。今考えると、幸せな話ですよね。最初に「ガンガン鳴らしたいなら“R13”、柔らかい音が欲しければ“RC”」と言われて、“R13”を選びました。今もそれが頭に残っていて、「“R13”はダイレクトにエネルギーが伝わる音、“RC”は柔らかく美しい音」だと感じます。でも「この楽器を使えばこういう音が出せるんだ」というイメージがあると吹いたときに音色を作りやすいのも確かですよね。

 中学時代、吹奏楽部ではバスクラリネットでしたが、部活が終わった後、自主練習のときに自分の“R13”を吹いていました。やはり基本はB♭クラリネットですから、持ち替えることを考えても、その意味は大きかったと思います。それから、自分の楽器ということもあって、調整やリペアなどで楽器屋さんにはよく足を運んでいました。すると店員さんとお話しができたり、すごく上手な人が音を出しているのを聴いたりできたので、刺激になりましたね。

若林 私は初めての「my楽器」を中学1年生のときに買ってもらい、音大受験を考えたときに〈ビュッフェ・クランポン〉のプロフェッショナルモデル“フェスティヴァル”に買い替えました。高校の吹奏楽部では友だちが〈ビュッフェ・クランポン〉を持っていて、「丸くて良い音がする楽器だなあ」と憧れていたんです。音色について悩んでいたこともあり、「しっとりした、温かい丸い音が出したい」という欲が高まっていたのですが、〈ビュッフェ・クランポン〉に替えたことで、温かくて響きの丸い音、それでいて華やかな音が出せたという喜びを感じました。

〈ビュッフェ・クランポン〉を選ぶメリットはどんなところにあると思いますか。

粟生田 まず音だと思います。〈ビュッフェ・クランポン〉の楽器を吹いていると、演奏上のアイディアが湧いてくるんです。そして、形作られた自分の音のイメージに、ぴったりと応えてくれるのが〈ビュッフェ・クランポン〉の楽器です。

若林 ”E12 PLUS”から指かけにストラップが取り付けられるようになっているのも大きいですね。楽器を親指1本で持ち続けるということは手の小さな子にとってかなり大変だと思いますし、重いものを持っていると指にも力が入り、しなやかな運指も難しくなりますから。

 私は木の温かい音がするクラリネットという楽器自体が大好きなのですが、〈ビュッフェ・クランポン〉はまさにそういう音がするんです。まろやかな音だったり、艶やかな音、華やかな音などいろいろな音が出せて、なおかつ上品なのですが、「上品」=「静か」ではなく、品があるのにダイナミクスも出せるというところが魅力かなと思っています。特にカラフルのような木管五重奏は発音の仕組みも異なる楽器が集まっていて、音を混ぜるのが難しい編成なのですが、〈ビュッフェ・クランポン〉の楽器は音のバリエーションが作りやすいので、どの楽器とも合わせやすいし、自分がイメージした表現がしやすいですね。「Megumi♡Kei」でロックをやっても、パンチのある音で雰囲気が出ますよ。 

粟生田 予算的に買えるなら”E13″、鳴らしやすさを考えるなら”E11″がいいと思います。「”E13″が買えないからその下」という考え方をしなくてもいいくらい、”E11″という楽器でもしっかりしているんです。もし自分で吹いたとしたら、「この価格帯の楽器でどんな音が作っていけるのかな」という興味も湧きます。

若林 アンサンブルコンテストで審査員をしていると、クラリネットアンサンブルでは温かみのある音とか丸みのある音が特に重要だと思います。もちろん鋭い音が必要とされる場面もあるのですが、それ以外の場所でもずっときつい音がしている団体は、あまり好印象を持たれません。他の審査員と話をしても、クラリネットは一番音色の差が出やすい楽器というのはみなさん感じていることで、技術レベルが同様でも音色でものすごく差がついてしまうんです。だから、もともとの音色が良く、そこに自分が表現したいものを乗せていける〈ビュッフェ・クランポン〉の楽器は最適だと思います。

粟生田 吹奏楽でクラリネットが豊かな響きを作り出せると、金管楽器などもストレスなく演奏することができます。〈ビュッフェ・クランポン〉の楽器は響きにストレスがなく、自然に鳴るところが良い。それは単に「大きな音が出る」という意味ではありません。ときどきアクセルとブレーキを両方一緒に踏んだような、力任せで鳴らす人がいますが、それでは自然な響きにはなりませんからね。自然に響かせる奏法と、それに応えてくれる楽器が大事なんです。”

プロフィール

粟生田 直樹 さん
東京吹奏楽団コンサートマスター。長野県小諸高校音楽科非常勤講師。中学校の吹奏楽部からクラリネットを始め、武蔵野音楽大学を卒業。現在、オーケストラ、吹奏楽、室内楽、ミュージカルなどで幅広く活躍中。
使用楽器:B♭管 〈ビュッフェ・クランポン〉”フェスティヴァル”、A管 〈ビュッフェ・クランポン〉”R13″

若林 愛 さん
『木管五重奏カラフル』リーダー。中学校の吹奏楽部からクラリネットを始め、
洗足学園音楽大学を卒業。現在、TV/CM出演、吹奏楽、オーケストラ、レコーディング、ライブやツアーで活躍中。
使用楽器:B♭管〈ビュッフェ・クランポン〉”フェスティヴァル”、A管 〈ビュッフェ・クランポン〉”R13″

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