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吹奏楽の響きは、クラリネットの音色が決め手

プロのクラリネット奏者や音大生に選ばれているビュッフェ・クランポン。その豊かな音色はスチューデントクラリネットにも受け継がれています。東京吹奏楽団のコンサートマスターを務める粟生田直樹(あおうだ・なおき)さんと、木管五重奏COLORFULなどでお馴染みの若林愛(わかばやし・めぐみ)さんに、その魅力についてお話しいただきました。(文・構成=今泉晃一/写真=各務あゆみ)

ビュッフェ・クランポンのクラリネットの魅力はどこにあるのでしょう。

粟生田 まず、なんと言っても音ですね。ビュッフェ・クランポンの楽器を吹いていると、演奏上のアイディアが湧いてくるんです。歴史のあるメーカーですし、たくさんのすばらしいプレーヤーが使っています。自分がよく聴いていたCDが実はビュッフェ・クランポンの音だったということも多いし、私が習っていた先生も全員ビュッフェ・クランポンを使っていました。そうやって形作られた自分のイメージに、ぴったりと応えてくれる楽器です。

若林 私の大好きな、木の温もりのあるクラリネットらしい音のする楽器だと思います。しかもまろやかな音、艶やかな音、華やかな音などいろいろな音が出せるんです。初めて生でミシェル・アリニョン先生の音を聴いたときに、「同じ楽器でこういう音を出したい!」と思いました。

お二人は現在プロフェッショナルモデルのフェスティヴァルを吹いていますが、スチューデントモデルでも同じようなビュッフェ・クランポン的要素は備えているのでしょうか。

粟生田 スチューデントモデルでも、上級モデルに通じるような、ビュッフェ・クランポンの質感を持っているんです。材質も上級モデルと同じグレナディラを使っていたり、楽器としての本質的なところは変えないまま、塗装とかキィの作り等々でコストダウンを図っているということです。

若林 クラリネットはスロート音域と呼ばれる、真ん中のソからラ♯あたりはどうしても他の音域に比べて響きが乏しくなってしまい、その音域が鳴らずに悩んでいる人も多い。ビュッフェ・クランポンの楽器はその音域も豊かに響いてくれるんです。それはスチューデントモデルにも共通しています。

粟生田 最近の吹奏楽コンクールの課題曲って、ちょうどスロートあたりの音がメロディに入ってくることが多くなっているんですよ。だからこそ、その音域が豊かに鳴るような楽器で吹くといいと思いますね。

今日はE11、E12PLUS、E12 F、E13を吹き比べていただきましたが、どうお感じになりましたか。

若林 特にE11、E12PLUSはすんなりと音が出て、音の良さを実感しやすいので、より早い上達につながると思います。E12Fになるとできることの幅が広がって、自分で「こんな音色を出したい」ということが表現しやすくなります。E13はプロフェッショナルモデルに近くなり、吹奏感も音も格段に良くなりますね。

粟生田 E11とE12PLUSは小柄で息の量が少ない人でも鳴らせると思いますし、逆にE12FやE13は僕が吹いても心地良い抵抗を感じますので、息の量が十分な人におすすめできます。E12同士を比べてみると、E12PLUSは響きが明るいのが大きな特徴で、それに対してE12Fは深みが出てきます。

若林 E12PLUSから指かけにストラップが取り付けられるようになっているのも大きいですね。楽器を親指1本で持ち続けるということは手の小さな子にとってかなり大変だと思いますし、重いものを持っていると指にも力が入り、しなやかな運指も難しくなりますから。

自分用に選ぶとしたら?

粟生田 予算的に買えるならE13、鳴らしやすさを考えるならE11がいいと思います。「E13が買えないからその下」という考え方をしなくてもいいくらい、E11という楽器でもしっかりしているんです。もし自分で吹いたとしたら、「この価格帯の楽器でどんな音が作っていけるのかな」という興味も湧きます。

若林 私はE12Fが、音に華があって好きですね。それぞれに個性があるので、単に価格だけで決めないで、吹いてみて自分の好みに合うものを選ぶといいと思います。

これらのスチューデントモデルは、中・高校生のマイ楽器としても最適ですね。

粟生田 やはりマイ楽器を使うことで自分の楽器を大事にしたいという気持ちが強くなり、そのことが楽器を常に良い状態に保つということにもつながります。楽器のコンディションが悪いと奏法に変な癖がついてしまいやすいですからね。

若林 部活で音程や音量について注意されたとして、それが楽器のせいだとしたら、すごくもったいないじゃないですか。でも実際にそういうケースが多いんです。自分の楽器を新品で買えば最初の良い状態もわかっているし、お店によってはメンテナンスも一定期間無料で受けられます。そうやって楽器が万全な状態で「あとは自分ががんばる」という方がずっといいと思います。

粟生田 リードミスも、楽器のせいで起こりやすくなっている場合があるんです。タンポの状態とかキィの調整不足などで密閉が悪くなると、本来と違うところで息が抜けてしまい、リードミスが起こるんです。

若林 同じように、密閉の悪い楽器だと音の抜けが悪いので、必要以上に指に力を入れてしまったり、息の圧力が必要になってきます。そうやって余計な力が入ると指も回らなくなるし、音も硬くなってしまいます

吹奏楽のなかでビュッフェ・クランポンを使うメリットはどこにあると思いますか。

若林 やはり音色ですね。たとえば木管五重奏は音を混ぜるのが難しい編成ですが、ビュッフェ・クランポンの楽器は音のバリエーションが作りやすいのでどの楽器とでも合わせやすいし、自分がイメージした表現がしやすいです。また、クラリネットアンサンブルでは温かみのある音とか丸みのある音が特に大事です。もともとの音が良く、そこに自分が表現したいものを乗せていくということを考えたら、ビュッフェ・クランポンの楽器は最適だと思います。

粟生田 クラリネットの自然な響きをイメージしやすい楽器なので、吹奏楽にしてもクラリネットアンサンブルにしても、音が溶け合いやすくなり、その先のことに意識を持っていきやすいのがメリットではないでしょうか。吹奏楽のクラリネットって、オーケストラにおけるヴァイオリンやビオラの音域と役割ですから、全体の響きを決めてしまうんですね。クラリネットが豊かな響きを作り出せると、他の楽器の人も伸び伸びと演奏することができます。逆にクラリネットが響かないと、金管楽器なども抑えなければならなくなり、吹きづらくなってしまうんです。そういう意味でもビュッフェ・クランポンの楽器はストレスなく自然に響くので、おすすめですね。

プロフィール

粟生田 直樹 さん
東京吹奏楽団コンサートマスター。長野県小諸高校音楽科非常勤講師。中学校の吹奏楽部からクラリネットを始め、武蔵野音楽大学を卒業。現在、オーケストラ、吹奏楽、室内楽、ミュージカルなどで幅広く活躍中。
使用楽器:B♭管 〈ビュッフェ・クランポン〉フェスティヴァル、A管 〈ビュッフェ・クランポン〉R13

若林 愛 さん
『木管五重奏カラフル』リーダー。中学校の吹奏楽部からクラリネットを始め、
洗足学園音楽大学を卒業。現在、TV/CM出演、吹奏楽、オーケストラ、レコーディング、ライブやツアーで活躍中。
使用楽器:B♭管〈ビュッフェ・クランポン〉フェスティヴァル、A管 〈ビュッフェ・クランポン〉R13

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