感染予防 Do & Don’t
新型コロナウィルス感染症から身を守り、楽器演奏を楽しむための注意点をまとめました。
自分の楽器を演奏するとき
自分の楽器を演奏する場合の注意点
楽器とアクセサリーの使用者が変わらない限り、消毒液を使用した消毒は必要ありません。
ウイルス感染流行期に関わらず、楽器とアクセサリーを清潔に保つことは、楽器を演奏する上で大切であり、
良い状態で長くお使いいただくためにも必要です。
演奏前
楽器を持つ前に…
Do
手を洗う / 消毒する
Don't
手を洗わない /ぬれたままさわる
手に消毒液がついたまま楽器を持った場合、楽器の塗装が落ち、変色する場合があります。
練習、演奏する場所は…
Do
換気ができてソーシャルディスタンスが保てる部屋で行う
Don't
換気の悪い狭い部屋で行う
十分な広さが確保できない場合は、感染対策をするために、パーテーション等を使用したり、部屋を使用する人数を制限することを検討してみましょう。
演奏中
楽器やアクセサリーを置く場所は…
Do
あらかじめ決めた同じ場所に置く
Don't
不特定の様々な場所に置く
自分以外の人も使用する場所で、不特定の場所に楽器やアクセサリーを置いた場合、ウイルスが付着するリスクが発生します。
演奏中のスワブは…
Do
こまめに通す
Don't
通さない
楽器の中に水分が溜まらないように、10分に1回程度の間隔でスワブを通しましょう。
万が一ウイルスが管体の内側に付着した場合、水分がウイルスを含み、パッドにしみこんだり、管体を通って外に出てくる可能性があります。
管楽器に水分は付き物です。床に水分を落とさないように十分注意しましょう。
複数で演奏する場合
1.ソーシャルディスタンスを取る
1.5m程度の間隔を保ち、演奏しましょう。
2.こまめな換気
15分~20分に1度、こまめに換気をしましょう。
3.演奏時以外のマスクの着用
演奏時以外はマスクを着用しましょう。
演奏後
スワブや吸い取り紙など、水分がついた布や紙は…
Do
密閉できる袋や容器にいれる
Don't
放置、他の人が触れる可能性のある場所に捨てる
水分を吸い取ったスワブや、吸い取り紙などは密閉できるビニール袋等に入れて持ち帰り、捨てるようにしましょう。
ケースにしまう時は…
Do
スワブをかけ、クロスで楽器を磨いてから入れる
Don't
そのまま入れる
演奏後にはスワブを十分にかけ、乾いたクロスでキーや管体をしっかり拭き上げた上で、ケースにしまいましょう。
床に水分が落ちたら…
Do
すぐに拭き取る
Don't
放置する / 掃除機で吸い取る
万が一、水分にウイルスが含まれていた場合、必ず拭き取りましょう。
また、掃除機の使用は、空気中に吸い取った水分中のウイルスを拡散させていまう可能性があるため避けましょう。
自分の楽器以外を演奏するとき
自分の楽器以外を演奏する場合の注意点
感染症流行期の楽器の貸し借りは、リスクをともなう可能性があります。
ウィルス接触の可能性がある場合は、リスク軽減のため以下のいずれかの処置をとることをお勧めします。
1.隔離
楽器やアクセサリーを隔離(使用しない)ことにより、感染を防止することが可能です。
木材や金属で作られるクラリネットの隔離機関の目安は、6日~9日です。
2.消毒
薬品を利用したクラリネットの消毒にはさまざまな方法があり、以下の手順はその一例です。
消毒液は、70%以上の消毒アルコールが利用可能です。
【楽器外側】
乾いた清潔なクロスで拭き上げましょう。木部の塗装が落ちる可能性があるため、アルコールを使用して楽器表面を拭うことはお勧めしません。キーへの使用のみに留めることを推奨しております。
【楽器内側】
清潔なスワブにアルコールを塗布し、2回以上ゆっくりバレルからベルにスワブを通しましょう。
その際、楽器表面の木部にアルコールが付着しないように気を付けましょう。
注意:
このページで推奨している消毒方法は、〈ビュッフェ・クランポン〉クラリネットの楽器本体、付属物、およびビュッフェ・クランポン・ジャパン取扱い製品への適用に限定されます。
他社製品での検証は行っていないため、他社製品に適用した場合の保証は致しかねます。
消毒に関する詳しい情報は、〈ビュッフェ・クランポン〉ブランドウェブサイトに掲載中の「消毒方法」をご確認ください。